2011.02.24UPDATE
NTTドコモは24日、2011年の春モデルとして発表した「MEDIAS N-04C」「Xperia arc SO-01C」「Optimus Pad L-06C」3機種の製品発表会を開催。
発表会後の囲み取材では、同社代表取締役社長 山田隆持氏に対して、今後のスマートフォン戦略や、4月以降に発表されるSIMロック解除機能を搭載した端末についての質問が相次いだ。以下はその一問一答。
山田社長:NFCにはType AとType B、さらに日本のType C(Felica)がある。Felica対応端末はドコモだけでも4,000万台もあるが、我々としては1台でFelicaに対応しつつ、タイプA、Bでも使えるという風にしていきたい。具体的には、SIMにタイプA、Bが書きこまれていて、チップにあるタイプCと通信をすることで3タイプに対応するという形。ゆくゆくはSIMの中に3タイプ入ることになると思う。
山田社長:2013年頃 (周囲のスタッフと相談して)まだ未定だということでお願いします。
山田社長:2011年度中に見直したい。現在「PRIME」「PRO」のユーザーの多くが、スマートフォンに移行している。一方で「STYLE」はブランドコラボなども行い女性に人気のシリーズで、今も売れている。「PRIME」「PRO」をどううまくスマートフォンに向けていくかということだと思う。
山田社長:日本のメーカーもグローバル市場を重要視しており、グローバル端末をつくって世界に出ていきたいと思っている。そのため国内で販売する際は、おサイフケータイ機能を搭載するなど、グローバル端末を少し手直しして、販売するという形が良いと思っている。どれだけ良い端末をつくれるかということが重要になってくる。例えば薄くて早くて軽いなど。
山田社長:ユーザーの利便性という観点で行ったが、少し長い目で見れば、日本もSIMロック解除の方向へ動いていくと思う。
山田社長:それは可能。ただしSIMロック解除には手数料がかかる。そんなに高くはなく、千円札何枚か程度。
山田社長:昨日の時点で200万弱というところ。3月の商戦期で250万はいってほしい。
山田社長:これから開発する必要があるが、スマートフォンで観た映像がタブレットでも同時にすぐ観れるというような機能をなんとかつくれればと思っている。
山田社長:現在検討中だが、タブレットの実質負担金額は安くさせていただこうと思っている。