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2011.04.12UPDATE

男性のネット利用、20〜30代はコミュニケーション、30〜40代は購買情報取得を重視

IMJモバイルは12日、「男性のデジタル領域における行動・意識に関する調査」の結果を発表した。対象者は15歳〜49歳の男性1,240名。調査期間は2月25日〜26日。

サイトを閲覧するきっかけとしては、「ブックマーク」(37%)、「関連記事/URL」(29%)、「メールマガジン」(29%)となり、自ら登録したページや関心のあるページからのリンクをきっかけとする場合が多かった。また年代別では、「友人から聞いて検索」が10代で30.8%、20代で 24.3%、「つぶやき内のURL」が10代で22.3%、20代で16.4%となり、他の年代に比べ、友人や他のユーザーからのクチコミ情報を重視するという結果になった。一方で30代40代の男性では、「関連記事/URL」「メールマガジン」「ポータルサイトの記事」「Web広告」の値が相対的に高くなり、企業やメディアからの情報を参考にする傾向が見られた。

またサイトを閲覧する目的を尋ねたところ、全体では「趣味に関する情報を得るため」(67.1%)が最も多く、次いで「暇つぶし」(60.6%)、「価格情報の取得」(57.3%)などとなった。年代別では、10代20代は、「暇つぶし」や「面白い/ネタになる情報の取得」「交友を広げる」など、友人とのコミュニケーションを重視した項目が相対的に高かったのに対し、30代40代では、「価格情報の取得」「商品・サービスの最新情報の取得」「お店情報の取得」などの購買行動につながる情報の取得を目的とする傾向が見られた。

閲覧しているサイトのジャンルとしては、「ニュースサイト」(53%)、「動画共有、配信サイト」(49%)、「比較サイト」(48%)などとなった。 10代20代では、「動画共有、配信サイト」「投稿サイト」「SNS」など他のユーザーと交流できるものが目立った。また30代40代では、「ニュースサイト」「スポーツ情報サイト」「メーカー企業サイト」などの値が高かった。年代が上になるほど「メーカー企業サイト」の閲覧率が増加する傾向が見られた。

さらにソーシャルメディアの利用状況としては、Twitterが最も高く45.6%、mixiが44.7%、Facebookが20.6%だった。SNS で閲覧する情報としては、10代20代では「友人の近況」「エンタメ」、30代40代ではFacebook、Twitterにおいて「政治・経済」「金融」の閲覧が多い傾向にあった。

また回答者のうちスマートフォンの保有者は(複数回答)、iPhoneが11.4%、Android端末が8.2%、その他のスマートフォンが3.4%だった。スマートフォンユーザーのうち、59.0%が「ネットに接している時間が増えた」、44.6%が「情報収集の方法が変わった」と回答した。

サイトを閲覧するきっかけ(複数回答)

サイトを閲覧する目的(複数回答)

閲覧しているサイトのジャンル(複数回答)

スマートフォンを保有することによる変化

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