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新海誠とその作品

新海誠とその作品を見た感想などです。
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新海誠とは

新海誠とは、1973年生まれのアニメーション作家であり、映画監督も務めています。

長野県南佐久郡小海町で生まれた新海誠の実家は、代々建設会社を営んでいて、父は株式会社新津組の社長でした。

新海誠は、中央大学在籍中にアルバイトで日本ファルコムに従事するのですが、卒業後そのまま入社します。

そこで新海誠は大活躍します。

英雄伝説ガガーブトリロジーやイースIIエターナルは彼の作品で、その傍らで自主制作のアニメーションを制作します。

そして遠い世界では特別賞に輝き、彼女と彼女の猫ではアニメコンテストでグランプリを獲得します。

その後、新海誠は日本ファルコムを退社し、コミックス・ウェーブ・フィルムに入ります。

新海誠が評価されているのは、新海ワールドが全作品に網羅されているからです。

彼の風景描写の緻密さと美しさは抜群のものがあり、オリジナル映像作品のほぼすべてに英語のサブタイトルが付けられているのが特徴的です。

主に少年と少女の恋愛をテーマにした作品が多いのですが、代表作に、ほしのこえ、雲のむこう約束の場所、秒速5センチメートルがあります。

言の葉の庭の感想

言の葉の庭は、短編映画ですが、内容がまとまっているので見応えがあります。

特殊な夢をもつ高校生が夢と現実の間で悩みながら、訳あり風の大人の女性と出会う映画で、人はいくつになっても弱さを持つものであることを教えてくれます。

完璧じゃない女性との出会いが現実との壁を壊していくのですが、この映画はどんな時でも心に寄り添ってくれる人が必要だと訴えかけているように思います。

無理やりのハッピーエンドで終わらないところが良く、身の丈に合った恋愛表現が巧みです。

仕事、人間関係などの悩みで逃げ出したくなった時に見ると良い映画だと思います。

映像も綺麗で期待していた以上のものがあり、絵の美しさがストーリーの切なさと調和している作品で、台詞は少ないのですが登場人物の心理状態は把握しやすく感動させられます。

言の葉の庭は、上映時間が短いせいか、場面の移り変わりは少ないもののかなり引き込まれる作品であることは確かです。

特にオープニングの水面ギリギリで揺れている葉の画がとても綺麗で、色んな雨空を見ることができます。

見終わった後は、毛細血管の先まで温かい血が通っていくような感覚に陥りました。

小説 君の名は。の感想

小説 君の名は。

読みごたえがあります。

映画の公開に先立ち読んでみると、瀧の肉体に入った三葉の視点で描かれているのがわかります。

三葉の肉体に入った瀧の視点でそれぞれの美しさが描かれているのが秀逸です。

映画では、言葉で表現した光景がどのように表現されるのかと思うと、1つの楽しみになります。

小説 君の名は。

が特徴的なのは、2人の視点が溶け合う描き方にあり、これこそがこの小説なのポイントなります。

瀧と三葉それぞれの一人称的な視点で描かれているので、2人の視点は目まぐるしく変化します。

描かれる光景と心理描写、そして視点が交錯したり、混淆するところの臨場感が、小説 君の名は。

の醍醐味と言えます。

特に後半の疾走感あふれる展開には引き込まれるものがあり、演劇的と言える表現に小説の枠を超えた面白みがあります。

話の内容は映画版とあまり変わりないのですが、瀧と三葉の心情をさらに深く理解できるのが小説 君の名は。

なのです。

ほぼ映像を文章にした感じなので安心して読み終えることができる作品で、読み終わると映画で音楽と一緒に堪能したくなること必至です。

秒速5センチメートルの感想

秒速5センチメートルは、見る人を選ぶ映画ではありますが、主人公の心境と重なる部分が多い人であれば共感することができて感動できるでしょう。

誰もが理解できる作品というのは、誰の心にも薄い足跡しか残せません。

年相応に子どもではなく、大人といえるほど成長もしきれない主人公の一片に自分の姿を重ると、とても心に響く作品と言えます。

秒速5センチメートルは、想いが届かないもどかしさと日常の哀愁が漂っていて、新海イズムの作品になっています。

一言でいうととてもシンプルな映画ですが、物語がまばゆく切ない思い出の輝きに満ちているので心から酔いしれることができます。

主人公もヒロインも大人になってからは互いのことは忘れているのですが、深層意識では幼いころの記憶は失われていません。

主人公がヒロインと比べて不安定なのは成熟していないからで、それは現代の若者を象徴しているとも言えます。

秒速5センチメートルは、現実に息苦しさを感じる人にとっては共感できる作品で、単なる恋愛映画ではなく、大人になることの哀しさを上手く表現しています。

ただ、ハッピーエンドしか望まない人は見ないほうがいいでしょう。


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