Xi版データ通信端末がクリスマスに発売　来年度はWi-Fiルーターも

株式会社NTTドコモは11月8日、2010-2011冬春モデル 新商品・新サービス発表会を開催。次世代通信規格「LTE（Long Term Evolution）」を利用したサービス「Xi」（クロッシィ）を2010年12月24日から提供すると発表し、Xiに対応する2つのデータ端末『L-02C』と『F-06C』を順次発売すると明らかにした。

USB型のデータ通信端末『L-02C』は、Xiサービス開始と同時に発売の予定。受信時最大75Mbps、送信時最大25Mbpsの超高速データ通信を実現し、光回線並みブロードバンドを快適に楽しむことができる。FOMAハイスピードにも対応しているため、Xiのサービスエリア外でもデータ通信が可能。WORLD WING（3G＋GPRS）対応で、海外でのデータ通信にも利用できる。

ExpressCard型のデータ通信端末『F-06C』は2011年4月の発売予定。別途アダプタを使うことでPCカードスロットにも対応する。『L-02C』同様に受信時最大75Mbps、送信時最大25Mbpsの超高速データ通信を実現し、FOMAハイスピードとWORLD WING（3G＋GPRS）にも対応している。

写真は「L-02C」

さらに、来年度早々にはXiに対応するモバイルWi-Fiルーターが発売される予定で、来年度後半には、音声通話に対応したハンドセット型の端末が登場する予定であることも発表された。