ABOUT Studio Xi

Xi JOURNAL ORIGINAL NEWS

2010.12.22UPDATE

気になるXi料金体系は2段階制

データ通信量、上限の5GB超えるごとに追加料金が発生

2010年12月24日から開始したNTTドコモの次世代通信LTEサービス「Xi」(クロッシィ)。超高速・大容量のデータ通信が売りのひとつだが、5GB以上のデータ通信量を利用すると、上限額に加えて、2GBあたり2625円の追加料金が発生する。

では、5GBとは具体的にどのくらいのデータ量なのかというと、サイト閲覧(1ページ300KB程度(Yaoo!のTOPページ)を想定)であれば1ヶ月あたり約17500回。添付ファイルなしのメール送受信で1ヶ月約524万通。動画(平均512Kbpsを想定)なら1ヶ月で約1370分。音楽(1曲約4分4MB(ビットレート128Kbpsを想定)であれば1ヶ月あたり約1280曲となる。

なお、5GBの上限を超えたのちは、2GBごとに追加料金が発生する。これは、5GBまでの利用についてはメール中心の利用者も多いことから、FOMAと同様の2段階型の定額としており、0.315円/KBと従来の体系に近いものになっている。

だが、料金の上限がなくなってしまうということで、「つい使いすぎてしまい、高額の支払い請求が発生してしまうのでは」と不安を覚える利用者も少なくないだろう。ドコモでは、こうしたデータ通信の使いすぎを防止すべく、最初の5GBやその後の2GBずつ追加料金が発生する前に、指定アドレスへ複数回メールで知らせるサービスである「データ量到達通知サービス」や、利用者の希望により、追加料金が発生する前に通信がストップできるサービス「通信ストップサービス」。あとは、データ量を各自自分で確認できるサイトをMydocomo内に設置するなどの対策法を用意している。

Share twitter