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Xi JOURNAL ORIGINAL NEWS

2010.12.24UPDATE

ドコモのLTEサービス「Xi」 2011年度中に100万契約目指す

左からアイ・ティ・シーネットワーク株式会社代表取締役社長・寺本一三氏、株式会社NTTドコモ代表取締役社長・山田隆持氏、総務省総務大臣政務官・森田高氏、富士通株式会社代表取締役社長・山本正已氏

12月24日、NTTドコモは次世代通信LTEサービス「Xi」(クロッシィ)の開始セレモニーを行った。Xiは「3.9G」と位置づけられ、屋外で受信時最大37.5Mbps・一部の主要屋内施設で受信時最大75Mbpsの速さとなる。

これは、同社の3GサービスであるFOMA(7.2Mbps)を大幅に上回るもの。サービスは東京・大阪・名古屋の市街地などから開始し、順次全国に展開していく。利用価格は二年契約が条件となる「データプランにねん」の場合は2012年4月までのキャンペーン価格として月額4935円となる。

Xiの特徴は「高速」「大容量」「低遅延」であり、容量の多い動画のダウンロードがスムーズに行える。また、Xiの低遅延性により、これまで家で行うものだったオンラインゲームを外でも快適に楽しめる可能性もあるという。将来的にはクラウドを経由した同時通訳サービスが実現する見込みも。

今後の普及についてドコモの山田隆持社長は、2010年度内に5万契約を目指すと発表。なお、現在Xiはデータ通信専用機種のみの発売となっているが、来年冬に音声通話対応機種が発売されることもあり、2011年度中には100万契約を目指すという。そして、2014年には1500万契約を目指すようだ。

そして、Xiのサービス展開についてだが、まずはLTEの特長を生かせるスマートフォンに注力していく予定と山田社長は発表した。

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