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Xi JOURNAL ORIGINAL NEWS

2011.04.11UPDATE

次世代ケータイを描いた3Dアニメ作品『Xi AVANT』が劇場公開

4月9日、新宿バルト9で現在公開中のアニメ映画『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』大ヒット御礼記念舞台あいさつが行われ、神山健治監督ならびに石井朋彦プロデューサーが登場した。

この日は神山監督による最新3D短編アニメーション『Xi AVANT(クロッシィ・アバン)』の同時上映が始まる日でもあり、朝9時からの舞台あいさつにもかかわらず、会場は満席。すでに『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』を2回以上鑑賞しているという熱心なファンも駆けつけ、神山監督は「何かを差し上げたい気持ちです(笑)」と感謝の気持ちを表現していた。

3分半の完全新作アニメ『Xi AVANT』は、NTTドコモの次世代高速通信サービス「Xi」が普及した近未来を舞台に繰り広げられる物語。『東のエデン』シリーズや『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズの制作スタッフが手がけた豪華な作品だ。当初は、『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』と同じく3月26日に公開される予定だったが、3月11日に発生した東日本大震災の影響で完成が遅れていた。

「Xi AVANT」に登場するXi携帯には、さまざまな機能が搭載されている。利用者の行動を予測し、あらゆるものを手配してくれる「AIコンシェルジュ」、カメラに写された街並みの過去の映像をネットワーク上から呼び出すことのできる「ARカメラ」、かざすだけで大容量のデータをコピーすることのできる「ジェット通信」などの次世代に実現されるかもしれない機能が表現されている。

「Xi AVANT」のメカニックデザインは、『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズも手掛けた常木志伸氏によるもの。神山監督いわく「(常木氏と)こんなケータイがあったらいいなと話し合いながら作った」もので、「実際に発売されたら楽しいですね」と将来的な製品化への期待をうかがわせていた。

フルバージョンの3D版『Xi AVANT』は、新宿バルト9にて『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』と同時上映中。また4エピソードに分かれた2D版『Xi AVANT』は、本サイトで配信中。4/18からは、 フルバージョンも本サイトで配信予定。

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